5月も今日で終わり、最後の日に久々に
Organ Jazz倶楽部にて
ギグを行いました。
今回はギターの
岡安 芳明さんをお迎えしてのギグでした。
岡安さんとは高田馬場Hot Houseで初めてお会いして、その後
Hot Houseで何度かセッション致しまして意気投合

是非
Hammond B-3 Organとドラムを入れたトリオで行いたいと
思いで実現させました。
ドラムには
大井 澄東くん。

満員のお客さま


改めまして、足元の悪い中

お越し頂きましてありがとうございました。
岡安さんとはやはり
Kenny BurrellとJimmy Smithの
コラボレーションで作られた楽曲をいくつかセレクトしてお送り
致しました。
■
Sugar Hil■
All Day LongJimmy Smithの名盤「House Party」よりジミーさんのフルネーム
の略がタイトルの、
■
J.O.S.も演奏しました。

この日のドラムは大井くん。
彼とがっつり演奏するのは今回が初めてでした。
彼とは昨年の晩夏にサックスの矢野 沙織さんのグループで
知り合いになりました。アンサンブルをしているプレイヤーの
音をとてもよく聴こうとする姿勢が素晴らしいです。なかなか
こういうドラマーはいませんです(笑)。当たり前の事なのですが


楽しそうですね(笑)。そう、楽しかったです

お客さま、最高でした

ライヴは演奏する側のみでは完成しません。聴いて下さるお客さま
がそこに存在し、レスポンスを頂いて初めて素晴らしい空間になると
思います。
岡安さんもこの笑顔
岡安さんのプレイは素晴らしくスマートです。

毎度時間が押し気味で終演するのですが、ほとんどのお客さまが最後まで
聴いて下さいました。本当に嬉しかったです。
さて、今回は
Leslie 32H(32H seriesIII amp in Leslie 21H)を
持ち込みステージ側に設置。
お店の
Leslie 122RVはアンビエントとしてお店入口付近、ちょうど
ステージのレスリーと対角になるところに設置しました。
岡安さんとは8月に4本のギグがすでに決まっております。
お楽しみに
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第3弾はレスリーのツィーターとアンプの違いについてです。
レスリー・スピーカーは基本的に2way方式、つまり高音用スピーカー
と低音用スピーカーの2つがひとつずつ組み込まれています。
高温用のスピーカーはトレブル・ホーンが付いているレスリーには
昔からJensen製のV-21というモデルがインストールされております。

写真中央の小さな穴が高音部の音の出口、左側がマグネット部分です。
この上にあの特徴的なトレブル・ホーンが付き、ぐるぐる回るわけ
です。
レスリーのサウンド、そしてハモンドオルガンのサウンド・キャラクター
に大きく影響しているこのJensen V-21をかわいは愛しております。
もちろん現在は生産されておりません。
次に、アンプです。
レスリーはたくさんのモデルがあるのは以前にも書いたかと思います。
その中でパワー管の種類によって区分け出来ると言えます。
31Hなどに使用されている6L6管を4本使うアンプ。
21Hなどに使用されている6V6管を4本使うアンプ。
そして122、147に代表される6550管を2本使うアンプです。

写真はレスリーのアンプです。
左より21Hアンプ、32Hアンプ(ゴールド)、32Hアンプ(シルバー)
です。
写真奥にある21Hと32Hのトランスの大きさを見て下さい

アンプのシャシーはすべて同じ大きさで、その後に出る122/147
アンプも同じサイズのシャシーです。
真ん中のはなぜゴールドなのか?はっきりとした理由はわからないの
ですが、32H SeriesIII(ゴールド)はレスリー31Hの末期に
ファクトリーでインストールされたモデルのようです。
そして32H SeriesIII(シルバー)は同じくレスリー21Hのもっとも
末期にごく少量インストールされてデリバリーされたモデルのようです。
ちなみに外観は色が違いますが、中身はどちらも同じものです。

これらのアンプがBlue Note時代のハモンドオルガン・サウンドを
作り出すひとつのカギであったと言えます。
ちなみに日本にはまったくと言っていい程、このレスリーの存在も
詳しいデータも知られておりませんでした。
ぜひこの機会に知って頂きたいと思います。
21日夜、
Billboard OsakaにてFred Wesley率いる
Funk All Starsの1st Stageを観て梅田で食事をして、車で浜松に
戻りました。
帰り道、工事渋滞にハマりまして浜松に着いたのは22日の午前2時半
でした。
そして今朝は11時半に浜松駅でみなさんと待ち合わせ。
ハモンド・スズキのKさん、Tくんと東京から
Roger Smithさん、
大阪から
Dr. Lonnie Smithさんとロニーさん所望のうなぎを食べに
駅前の
八百徳に。

お二人とも上手にお箸を使って食べられておりました

食事を済ませて領家にあるハモンド・スズキ本社に行きました。
ロジャーさんはハモンド・スズキUSAのエンドーサー。
Tower Of PowerでもHammond
Porta B-3Pと
Leslie 3300×2を
使用しております。
ロニーさんもHammond
XK-3 Organをお持ちです。
Porta B-3Pは
New B-3が製品として上がる直前、最終評価の時に
鈴木 萬司会長にわたくしかわいが直接、ポータブルの
New B-3の
必要性を訴え、当時製品として考えられていなかった
New B-3の
ポータブル
Porta B-3Pが生まれたいう想い出があります。
今ではこうしてロジャーさんや国内外のプレイヤーに好まれて
使用されているのは、個人的にもとても嬉しいです。
ロニーさんがお使いのHammond
XK-3 Organもデザイン設計の
段階からわたくしも関わらせて頂き、真空管プリアンプ搭載の
アイディアから、本体ランプの色、形状、そしてXK Evolutionの
大まかなプランなどを提案し、実際にそれらが製品になっております。
そんなお二人にわたくしかわいが成り行きで(爆)ハモンド・スズキ
本社にて製品解説をしました。

写真は左より、鈴木 萬司会長、かわい、Lonnieさん、Rogerさん。
ロニーさんは特にレスリー・シミュレータに興味があったようです。
最近某社のレスリー・シミュレータを購入されたそうで、それより
XK-3cのはよいか?という質問でした。
なのでレスリーを使わず、PAアンプ(会長の左後ろに見える)で
まずはチェック。
ロニーさんは「もうレスリーは要らない!」とまで言ってましたが(笑)、
そう思わせる程、
XK-3cのレスリー・シミュレータは逸品です。
ロニーさんはその後「普段はもっと小さいアンプで演奏しているんだけど
それでもよい感じか?」という質問。
開発にあった小さいアンプを繋いでさらにテスト、その小さなアンプから
出た音にロニーさんはかなり驚かれて、帰ろうとなさってたのですが、
またもやそのまま弾きはじめてノリノリに(笑)。
ロニーさんが弾いている横からかわいも思わず弾き始めてセッションに

ゴキゲンなセッション、カンバセーションでした。

夕方に差し掛かった頃、ロニーさんは東京へ旅立って行きました。
ロジャーさんとわたくしはその後も残っていろいろハモンドの開発陣と
ディスカッションをしたりしました。

ロジャーさんともお友達になって「東京でのTower Of Power公演に
招待するからおいで!」と言うので、行くよ

と言って別れました。
新しい出会いの多い、楽しい1日でした
週頭より河合家の法事で久々に愛知県豊橋市に帰っておりました。
昨日法事も無事終わりしばし実家でゆっくり。
夜に浜松に行ってホテルにチェックイン。
というのも
ハモンド・スズキの敏腕営業マンKさんより、
「翌日(21日)に大阪に
Dr Lonnie Smith氏に会いに行きますけど、
よかったら一緒に行きませんか?」とお誘いを受けまして、
では!と

もともと帰りに
ハモンド・スズキ本社に寄って現在開発が進んでいる
新しい楽器たちの評価とチェックをする為に立ち寄る予定でしたので、
本日午前に伺いました。
ちょうどオランダから
Hammond Suzuki Europeの首脳陣がお越しに
なられてて玄関でバッタリお会いしました。
ヨーロッパの社長さまより「是非ヨーロッパに演奏に来て下さい!」と

と打診を受けて嬉しかったです。
彼らはわたくしが
Hammond XK-3c用にデモ演奏した曲
(XK-3cに収録されています)をとても気に入ってくれておりまして、
嬉しい限りです。
ひとしきり新商品の評価をして車で一路大阪へ

梅田にあるHilton Plazaのロビーで待ち合わせ。
少し早く着いたので待っていると
YSコーポレーションの山本さんとともに
Lonnieさん登場。

ロニーさんに「東京から来たのか?」と訊かれて、そうですよ、と
答えると、
「なんだってぇ~!」と日本語で答えてました(爆)。
写真はロニーさんにJimmy Smithの1965年のビデオを見てもらって
いるところ。
少々歓談して彼は着替えに。そしてBillboard Osakaで1st Stageを
見させて頂きました。
ショー自体はセッションな感じでいまひとつまとまらずなアンサンブル。
ロニーさんは一生懸命に引率しようとしていましたが…。
終演後、楽屋に呼んで下さりさらに歓談。
そして、明日東京に移動するロニーさんはハモンド・スズキ本社に
立ち寄ることに。
わたくしたちはこの日のうちに浜松に帰らなくてはいけなかったので、
明日、浜松駅で会うのを約束してお別れ。
実は明日22日Tower Of Powerで来日中で現キーボード・プレイヤーの
Roger Smith氏がハモンド・スズキ本社に遊びに来ることになっていた。
というわけで明日はさらに面白くなる予感が。
つづく。
今月2度目の高田馬場
Hot Houseにて久々の
大槻"KALTA"英宣くん
とのデュオでした。
この日もたくさんのお客さまにお越し頂きました


写真はこちらの設定ミスで最初からピンボケして撮れてしまいまして

この際なのでボケついでに(笑)お客さまも載せてしまいましょう。
わたくしの真ん前は、このような感じ。2mと離れておりません(爆)。

わたくしから見て左側の席です。これで8名。
Hot Houseの定員いっぱいです

で、さらにお客さまは増えて、

このようにお店の外にも仮設Hot Houseに

久々のカルタくんとの演奏で、1曲目からわたくしのオリジナル曲
「Tone Wheel」でエキサイティングに演奏致しました。

わたくしの写真もどことなくピンボケ(爆)。
撮影して下さったお客さまのせいではございません。カメラの設定が
間違っていた為です(笑)。
で、カルタくんの写真を撮るのを忘れた…。
友人でギタリストの
中井 勉くんがニューヨークから
一時帰国し、一日だけのギグを行いました。
行ったのは宮城県は仙台市。
仙台に伺うのは5年振り、たしかアコーディオンの
coba氏の
ツアーが最後であったような。
JazzのGIGとしては初めて伺いました。
愛車ディアスワゴンくんに楽器を積んで朝8時に東京自宅を
出発。

東北道大谷SAにて休憩。
なにげに6時間ほど走って14時半に無事に仙台市に着きました。

場所は仙台市青葉区にございますターブルフクダというフレンチの
レストラン

中井くんのファンクラブの方々が今回のギグをセッティングぅ~

して下さいました。
久々にネクタイしました


演奏は1時間ずつ、たっぷりと聴いて頂きました

楽器はHammond
XK-3c OrganにOld Leslie
122、
Bass Pedalは20鍵のHammond
XPK-200です。
スタンドは今年から使っている特注の
XK-3c用木製スタンドです。
やはりスチールのキーボードスタンドではハモンドらしくないですよね。
せっかくなのでベンチも
B-3のを使いました


お越し頂いたみなさまもどなたも素敵なマダムの方々で
楽しいひとときを過ごしました。
また仙台に伺いたいなぁ。
久々に焼きそばを作りました


入っているのは、
■そば
■キャベツ
■たまねぎ
■もやし
■豚バラ肉
に上から、
■紅ショウガ
■かつおぶし
そして下には、

これ。
かわい風焼きそばの特徴は、焼きそばの下に薄い卵焼きが
敷いてあるところ

正確にはステーキ用の鉄板で、下に敷いて出てくることが定番です。
わたくしには当たり前の事だったのでカミさんに突っ込まれるまで
知りませんでしたが、どうやらこの風習は愛知県豊橋の習慣のようです(爆)。
豊橋は名古屋とは結構距離は離れておりますがやはりというか喫茶店が
多いです。でその喫茶店ではコーヒーのみならずいろいろな軽食を出したり
しているところが多いのですが、この焼きそばも喫茶店メニューの定番です。
で、なぜだか具材の下に卵焼きが敷いてあると

これがおいしいんですよ

よかったら試してみて下さい
ジャズ・ボーカリストの
斉田 佳子さんのグループで初めて
目黒は洗足にある
Cafe Shionというカフェに伺いました。
斉田さんとは約半年振りのセッション。
相変わらず、の歌声(笑)。
彼女とのお付き合いもなんだかんだで10年になります。
ドラムには今回初めてお会いした
吉岡 大輔くん。
わたくしの大好きなSONORのドラムセットを持ち込んでの
演奏。Sounds GOODでした

斉田さんのフリで太陽にほえろ!「愛のテーマ」を吉岡くんと
ふたりで演奏しました(笑)。
お客さまはこの曲がハモンドオルガンで演奏されていたことに
びっくりされておりました。

ライヴの写真は撮れませんでした。
斉田さんのブログにちょこっと出てますので、よかったら
見て下さいませ。
Yoshiko Saita's
今日の出来事この日は家が近くってこともあって、Tone Wheelsで
ギターを弾いてくれているMy Man鈴木 俊介氏が家族で
遊びに来てくれました。
俊ちゃんもTone Wheels meets 斉田 佳子セッションで斉田さん
とは過去になんどか一緒に演奏したこともあって、和気藹々な
感じでちょこっと参加。
珍しくフルアコで参戦してたなぁ(笑)。
Cafe Shionさん、賄いを頂いたのですが、パスタおいしかったです
吉田 美奈子さんとのデュオで
椿山荘のチャペルで
演奏致しました。
目白シンラート2008、椿山音楽祭と題されたイベントで
美奈子さんとかわいはふたつあるチャペルの"ヴァンベール"での
公演でした。

場所は普通に結婚式のチャペル仕様でして、わたくしがハモンドオルガン
とともに乗っている段には神様がいらっしゃると。
このライヴの少しの間、場所を譲って頂いての公演。

教会仕様とあって、リハーサルでは音が響きすぎてチューニングするのに
手こずりましたが、お客さまが入って様子が一変

普段はわたくしどもの後ろに設置しているレスリー・スピーカーも
わたくしどもの前にあって、これも普段とは違う景色、音になったように
思います。

教会には当然のごとくハモンドオルガンはハマるわけで…(笑)。

久々のLibertyが隅々まで響き渡った夜でした。
毎月レギュラーで出演させて頂いている南青山
Body & Soulにて、
Tommy Campbell's The ORGAN-EYES "HORN SECTION" BANDの
ギグでした。
Tommy Campbell :
Drums河合 代介 :
Hammond A-100 OrganGuest
高内 春彦 :
Guitar松永 卓朗 :
Trumpet太田 剣 :
Soprano & Alto Saxophones久々のホーンを含めたOrgan-EYESでした。
若い松永くん、頑張ってますね。
剣くんとは約1年振りのセッション、このOrgan-EYESでは
1年半ぐらい振りかな。
相変わらず剣くんはバリバリでした(笑)。
素晴らしい

Haruさんは今回t.c.electronicの高級な(笑)エフェクターが登場
たくさんのお客さまにもおいで頂きました。
ありがとうございました。
来月6月6日も同じくORGAN-EYES "HORN SECTION" BANDで
トランペットにはTommyの友達ファビオさんがNew Yorkより
来日、この日入ってくれます。
彼とは一昨年、丸の内Cotton ClubにORGAN-EYESで出演した際に
Sit-Inして以来の演奏です。
是非観に来て下さい。
高田馬場
Hot Houseにてピアニストの
清水 絵理子さんと初めて
ご一緒させて頂きました。
ピアノとハモンドオルガンのデュオという、鍵盤楽器どうしの演奏で
ゴスペルなどではよくあるアンサンブルではありますが、ジャズとなると
ほとんどございません。

いつもはピアノの前にセットしているのですが、
Hot Houseで初めてのトイレ側でのセッティングぅ~

(笑)。
清水さんはわたくしに背中を見せている状態での演奏。
お互い弾いている顔が見えないという状況、加えて初めて演奏するという
ことなどなど、特殊な状況での演奏でした。
演奏が進んで次第に盛り上がり、最後はとても楽しかったです。
また出来るとよいなと思います。
こういう事が「楽しめる」、かなり丸裸なセッションとのなるのが
ある意味ウリである
Hot Houseは、さすが24年間ミュージシャン、
お客さまに愛され続いている老舗ジャズ・クラブなんですね。
Hot Houseに伺うとオーナーのアキさんと必ず料理の話になり(笑)、
情報交換をさせて頂いたり、時には材料を頂いたり

この日はこのところ話題になっている「セロリ漬け」を分けて頂きました。

このセロリ漬け、セロリが苦手な方でも食べられる逸品です。
とてもおいすぃ~

是非
Hot Houseにお越し下さい

めちゃめちゃ楽しいですよ。
ニューヨークで頑張っている、友人でギター・プレイヤーの
中井 勉くんが短期帰国し、仙台のフレンチ・レストランで
一夜限りのデュオ・ライヴがございます。
5月16日(金)ターブルフクダ宮城県仙台市青葉区大手町6-16
022-716-6818
大きな地図で見る中井 勉×河合 代介DUO中井 勉:
Guitar河合 代介:
Hammond XK-3c Organ、Leslie122かわいは仙台でのジャズ・ライヴとしては初でございます。
おいしいフレンチと共に演奏をお聴き頂く予定です

ぜひぜひお越し下さい。
なお、当日は混雑が予想されますので、早めの予約をお奨め致します


先日行われたYOSHIDA MINAKO & THE BAND
at
STB139 2days "ahem..."のリハーサルにて。
Bassを持つ河合 代介 です。
まったくもって似合わないわけです。
ちなみに持たせて頂いているBassは巨匠、岡沢 章さん
所有のBassなんですよ

後ろに章さん、ちらっと写っておりますです。
いつものジャズベースがメンテナンス中ということで、
あの白いジャズベースではないですが。
恐れ多いですね。
そして撮影

は
吉田 美奈子さんでした